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見た後音楽が頭をぐるぐる

DVDで『トースト』を見る。
シェフ、ナイジェル・スレーターの自伝の映画化。
フレディリック・ハイモア君とヘレナ・ボナム=カータ嬢の再共演。
料理超下手で病弱なナイジェル君のママ。
母親他界後、家の世話係りとして登場の料理の腕前に優れたヘレナ嬢。
そんなヘレナ嬢の美味しいも不健康な食事が元で父親も失い
健康的な料理もあるはずだ!とシェフを目指すナイジェル君。

映画は全体的にやや色あせたトーン、60年代。
映画の内容もまぁ良いけれど、一番惹かれたのは音楽。
ダスティー・スプリングフィールド。
家出して飛び込んだ先はサヴォイの厨房。
「Yesterday When I was Young」の流れる中ナイジェル・スレーターご本人から
「心配ない、大丈夫だよ」とユニフォームを渡され
それを着てボタンを留める若きナイジェル君の初々しい事。
思わず、最近のお子様役者達は上手く成長して、いい感じの若者が多いなと
映画とは全く関係ない事を思ってしまった。
でも、ステキなコは皆ゲイ役する。協定でもあるのかな。
# by mercedes88 | 2012-08-30 10:08 | 映画

当たりでました!

『アメージング・スパイダーマン』見ました。
これは3Dで見る映画だと思いました。

夜のNYC,キレイなスパイダーマン・・・。
「ターミネータ」見た帰りみたいに
”ピシュッ”とか言いながら両腕振り回して帰宅したい気分の昨日でした。
# by mercedes88 | 2012-06-24 22:08 | 映画

迷子になったら人に道を聞こう

映画サイトで『迷子の警察音楽隊』(2007)を見た。
”1990年代にエジプトからイスラエルに警察音楽隊が来た
知っている人もあまりいない
そのくらいのこと・・・・”
みたいな言葉が物語の初めに映し出される。
ラビン首相って名前が頭に浮かぶ。
その頃なのかなぁ・・・。

青空色の制服を着た音楽隊が砂漠の入口みたいなバス停に降り立つ。
空の色は晴天だけれど生成り色みたいで、彼らの制服のハツラツさがくすんで見える。
目的地と名前が似た場所に降りてしまった彼ら。
無言の彼らから戸惑い心細げな感じが場面全体に漂う。

そのバス停の前にあるカフェで働くセクシーな女性と常連客の男性が
そんな彼らをそれぞれの自宅に一晩泊める、そんなお話。

小さなシーンやセリフに、彼らの政治や宗教が見える。
しかし、ほとんどの場面は”お互い人間、ただの人”現実は皆同じ。
日々笑って、悩んで、恋して、昔を思い出して。

音楽隊。もちろん使われる音楽も心地よく耳に残る。
未完成の協奏曲を持つ音楽隊員に
”終わりは普通の身の回りの感じを書いたら”とアドバイスする彼らを泊めた男性。
別れ際、初老の音楽隊長にちょっと素直な気持ちを表そうとするもとどまるカフェの女性。
困っている人たちとそんな彼らを助けた人たちの人間味が愛おしい映画だった。
# by mercedes88 | 2012-06-04 09:05 | 映画

Thank you +I love you, Ruud!

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# by mercedes88 | 2012-05-16 19:07 | スポーツ

息をする

楽しんだ映画も本も音楽も、多くは無く、同じ映画、本、音楽を何度も、という年だった。
「シングルマン」でため息をつき、「ソーシャル・ネットワーウ」で動悸を感じ
「わたしを離さないで」で静かに息を吐きながら劇場を出た。

震災の前日、日記に「シングルマン」の事をいろいろと書いていた。
そしてしばらく間が空き、「わたしを離さないで」の事を少し書いている。
そして東北へ行った事、ボランティアの事、「ソーシャル・ネットワーク」のDVDが届いた事。
テクノロジーの時代、孤独な思いをしない為に作った19歳の孤独な青年の話。
この3つの映画を何度も見ている。
「わたしを離さないで」、映画は何度か見たが、本は何度も何度も読み返した。
最後には読めもしないのに原書を買って長い時間をかけて読んだ。

職場にテレビが設置されているが、ワイドショーで有名人の結婚のニュースには涙が出た。
見たり聞いたりした事も無いカップルなのに。

生まれつき不都合な部分が体にあったが
ボランティアをした際それが、違う生まれつきの不都合の可能性あり、と分かった。
今だどっち付かずだけれど、普段と変わらず好きな事が出来る事がありがたい。

以前、言葉は伝達の道具で、行動こそが真実を表すーなんて書いたけれど
それはもどうでもいい思い。
来年を、静かに 深く息をしながら迎えたい。

長い間放置状態にも関わらず、お越し頂きありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
# by mercedes88 | 2011-12-30 17:00 | 日記