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さりながら

露の世は 露の世ながら さりながら

「さりながら」 著フィリップ・フォレスト
ここ何週間か持ち歩いている
決して心地よいとは言えないのに
開いたページのどこかに感じる
ー抜けた歯の跡を何度も舌で触りそのぼんやりとした痛みと穴を確認するー
そんな事を繰り返している

その言葉は、朝の森の中 木々の間から差し込む日差しの様に柔らかい
奥へと進むと物悲しい視界が広がるのは 
彼の心に降るやまない霧雨の為なのか・・・

堀江敏幸からの引き寄せ本
by mercedes88 | 2010-06-25 22:07
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