Mr ベーターさんの「トスカ」

 まだ続くオリンピックネタ話。

私は採点競技が好きじゃない。
簡単に 「はい、1位、2位、3位・・・早い順」や「ハイ、1番 2番 3番 ・・遠くまで飛んだ順」なんて言う単純明快なのが好きです。(単細胞なのね、要するに)
だからフィギュアスケートなんて見ません。見るのはエキジビションのみ。
4年前は偶然に見たペアのカナダチームがミスが1つも無い様に見えた。気持ちの良い演技。安心してみていられる、という感じの演技。
次にロシアのペアの演技、フィギュアを見ない私でさえ、見ていて「アッ」と声を出したほどのミスがあったのに、カナダのペアは2位、そしてロシアのペアは金メダル。
数日後に審判員の1人がロシアからプレッシャを掛けられていた事が判明。2位だったカナダペアにも金メダルが与えられた。
このエピソードは、私から益々フィギュアを遠い世界のスポーツにしてしまった。

 今日昼過ぎ帰宅して、テレビのスイッチを入れると、丁度エキジビションの録画が放送されていた。
私は最後からほんの数人の演技を見ることが出来た。
中でも驚いたのは、最後に滑ったロシアのプルシェンコ選手。
4年前に初めてこの方のお顔を拝見した私の頭に浮かんだものは
名前を「Mr ベーター」さん、と言う人の顔だった。

私はニュース、スポーツ、映画くらいしかテレビを見ません。
そんな私が数年前、偶然見たあるお笑いコンビが作り出した人物の顔を大変気に入りました。
1度しか見ていないその顔はある意味私を魅了しました。
それはダウンタウンの松本一志さんが演じる「Mr ベーター」さんでした。

そして4年前、私はフィギュアに夢中の同僚からヤグデェン選手の話を聞かされ
彼のライバルのプルシェンコ選手の事も聞かされました。
その五輪で私は始めてプルシェンコを見て、正直驚きました。
「あの、ダウンタウンの松本さんのMrベーターさんだ!」
(プルシェンコ選手のファンの方、ごめんなさい)
そう1度思うと、もうプルシェンコ選手は、私の頭の中では、ロシアのプルシェンコ選手では無いのです。彼は、「Mr ベーター」さんなのです。

しかし彼がどんな演技を4年前していたのか私は知りません。
そして今日トスカの「星は光りぬ」にあわせて滑るプルシェンコ選手を見て、私はビックリしました。
トスカのこの曲は、思えば熱い思いの詰まった曲。メロディーは悲しい。
しかし今日のプルシェンコ選手のスケーティングは実に情熱的なものでした。
プルシェンコ選手は力強いスケーティングでカヴァラドッシの熱い思いを表現したのでしょう。
手紙を書きながら涙し歌う「星は光りぬ」は熱い思いがあるからこその曲なのです!あぁ・・涙、涙。
それをあの、私の言うところの Mr ベーターさん似のプルシェンコ選手は本当に素晴らしく見事なスケーティングで表していたように思います。
ジャンプの高さにも思わず「素晴らしい!」とテレビの前で拍手、拍手。

4年前は演技も見ないで、「わぁ~ Mrベーターさんそっくり」と笑ってしまって、ごめんなさいプルシェンコ選手。
エキジビションの「星は光りぬ」素晴らしい演技、そして滑りでした。天晴れです!
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by mercedes88 | 2006-02-25 23:55 | スポーツ
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