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ジェニファー・ロペスをめざそう!

 映画「ウエディング・プランナー」のジェニファー・ロペスは映画の冒頭の結婚式直前のシーンで
インターコムになにやら暗号を連発し、これから始まる式の障害物を難なく取り払って行く。
目にしたペチャパイのお客のドレスの胸元を、何処から取り出したのかクリップで留め、それなりのふくらみを持たせ、その女性を笑顔にする。新婦の赤鼻父親に魔法のスプレーを吹き付け
お酒の匂いのしないステキな父親に仕上げる、即座に。そして厳かに結婚式は始まる。

私がこの映画で一番好きなのはこのシーン。あとはマッシモ君。(可愛いね)
そして私はこの映画のジェスファー・ロペスを目指しているのです、ハイ。
以前の職場では、マジで彼女をやっていました。
ジャケットのポケットを膨らまし、”常時対応可能”体制で社内を闊歩。(大股ですから、歩く時も)
コピー室で、応接室で、会議室で、何が起きても”常時対応可能”、それが私の心遣い。
「もちろん応急処置ですけれど”と付け加えることを忘れることなく。

しかし、あまり役立った気はしなかった。
でも、何度か電車の中でそれは役立った。

スカートのすそのかがり縫いが取れている女性に安全ピン、サンダルがおニューなのかサンダルの細いベルトで足を痛めた女性にバンドエイド。
後は自分の為に郵便局で赤マジック/黒マジックは時として役立つ。

今は職場でポケットに小さなセロテープ、スティックのり、付箋、赤黒マジック、ハサミ、そしてホチキス等を入れています。
以前の職場ではそれほど威力を示さなかったこれら小物が、最近頭角を現し出番が増えました。
もうじき『あなたもすぐにジェニファー・ロペス』キットとして売り出せるかも。

「でも、そんなもの、ポケットに入れておかなくても、デスクにあれば良いじゃないの?」

仰ると通りです、本当にポケットをこれらでパンパンに膨らまして醜態見せる事ないのです。
しかし、これらの小物が、思いもよらない時に必要になるのです。
そんな時に限って、デスクは遠くにありにけり・・・・・。
大してかさばるものでも無いので、彼らは私のポケットの中で大人しく出番を待っています。

ん?聞こえてきます、彼らの待機時の話声が・・・

「スコッチテープ君、君 端っこ折れてないよ、取り難いだろう!」
「おっ、ありがとう、スティックのり君。ところで長野五輪のジャンプ選手の君、なんて名前?」
「ボクはアマンです。ソルトレークで金メダル取ったんです。今はホチキスしてます」
「ヘェーそうなんだ、凄いね。ところでバンドエイドさん、ジョンソン&ジョンソンが新製品出したそうですよ、知ってます?」
「聞いてます。ボクももうじきお払い箱のなるのかちょっと心配なんですが、ボクの良さは肌の色に近くて少し透き通っているので、その辺でもう少しやっていけるんじゃないか、と思ってます。」

あー可愛い私の部下達・・・・・。

 注:最近少しストレスがあるのか、陽気のせいか、Mercedesはこんな感じです。本人も自覚はしているようですが、どうぞそっと見守って上げてください。危ない時は私が介入いたします。
 Mercedes's Diary 広報担当 アウディ

by mercedes88 | 2006-03-20 07:14 | 映画
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