野茂選手の事

 昨夜、ガチャピンの事をこのブログに書き終わって、天気予報でも見ようとテレビをつけると
BSでの野茂選手のドキュメント番組のエンディングタイトルが丁度出たところだった。
再放送を調べようと慌ててNHKのサイトを見ると、10分後の23:10から
野茂選手の日米通算200勝についての50分ほどのドキュメントが放送されると書いてあり
遅い時間にも構わずその番組を見た。

野茂選手は、最後に私がテレビで見た時よりも少しだけふっくらしていた。
それでもしっかりトレーニングをして絞っているのだろう。決してぶくぶくとはしていない。
相変わらずポーカーフェースで淡々とインタビューに答える野茂。
しかしこれもまたいつもの野茂らしく、言葉を選び真面目に答えている。
この人の、こういう姿勢が本当に好きだ。

1995年。野茂は近鉄を退団してメジャー入団を目指す。
数十年前に1人居た日本人のメジャー選手以来の日本人投手として野茂はアメリカに渡る。
契約球団が決まらず辛い時期も長かった。
ようやくドジャーズに入団してもシーズンが始まると何試合も勝てなかった。
私はその年、ヨーロッパを歩いていたので、飛行機に乗るたびに日本の新聞を捜した。
7月の初め、久しぶりに日本の新聞が手に入り見ていると野茂が6連勝と書いてあって
隣の座席に座っているおじさんに飛びついて喜びを分かちあいたい程嬉しいニュースだった。
8月に知人宅で見た野茂先発の試合で彼がヒットを打ち
野茂にとってのメジャー初打点となった時は友人達と大声で騒いだ事を今も覚えている。

野茂選手に対して悪い印象が湧かない。
メジャーでの試合後、たとえどんな結果でも基本的にカメラの前でインタビューに答える野茂。
勝っても負けても、インタビューには答えていたのではないのかなぁ・・・・。
ジョークを行ったり、笑顔で話す事はないが
インタビューを受ける彼の姿勢に誠実さがうかがえる。

1度、記者が野球とは関係の無い質問をした際彼は表情を変えずにこう言った。
「ここへは野球をしに来たので・・」

昨夜見た番組では、沢山の彼のファンが画面に映し出されていた。
1人の女性は野茂がメジャー入りした時からのファンで、こう彼女は言っている。
「落ち込んだりしても、野茂の事を考えるの。とても勇気付けられるわ。
謙虚で真面目家族思い、どれだけ誠実な人が分るでしょう」
彼は数年前、日本経済低迷で会社が野球部をバンバン切り捨てていた頃
野茂はアマチュア野球チームを作っている。またアメリカにもアマチュアの球団を持っている。
育成についても考えている彼は本当に野球が好きだ。
先ほど調べると、野球ゲームの監修、明石家さんまのテレビ番組出演、とんえるずの「モジお」クンにも黒タイツ姿で出演した事があると言う。
私が思っている以上に、チャーミングで素敵な人のようだ。

野茂選手は野球をするために進化している。
日米200勝を達成した試合で、野茂は7回でマウンドを降りた。
いつもは監督が続投かどうかを決めているが、200勝のかかっている試合ゆえに
監督は野茂に続投の意志があるか確認する。
野茂は答える。
「今日はもう充分投げました」
その後リリーフ投手、チームメイトの努力もあり、野茂は見事勝ち投手となり200勝を成し遂げる。
この時点で、次の先発を考える野茂は、進化している、絶対に。
あーやはり、私は野茂選手が大好きだ!
一日も長く野球をプレイしていて欲しいと心から願います。
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by Mercedes88 | 2007-03-12 21:48 | スポーツ
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