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まっすぐなんで、笑われてますっ!

お芝居仲間のVからメールが届いた。
「毎年行くっていってるけれど、今年は絶対キューバに行く。一緒に行かない?」
彼女は自分のルーツをたどるとジャマイカにたどり着く事から
以前から西インド諸島へ行く事を夢に見ている。

お芝居の後、彼女はよく私を誘って遊んでくれた。
英会話教室でも何度も彼女のレッスンを取ってけれど
丁寧で、しかも楽しい教え方で、彼女は私の好きな先生の1人でもあったので
お芝居で、先生と生徒としての関係ではなく
友達として付き合える様になって嬉しく思った。

そんな彼女が帰国する事になり、お別れパーティーが開かれた。
彼女はミュージシャンでもあったので
パーティーは街で人気のクラブで開かれ
彼女の生徒や彼女の音楽仲間達が沢山集まった。

パーティーに誘われた時、もちろん出掛けると返事をして私は彼女に尋ねた。
「何かプレゼントしたいけれど荷物になるものなんかあげたくないし・・・何が良い?」
彼女は笑顔でこう答えた。
「助かった~。聞いてくれてありがとう。
あのさ、こんな事言えないけれど、今週私2つ○△□処分したのよ。
○○ちゃんと○○さんがくれたの。必要だと思ったんだろうね。
プレゼントくれるの?何でも良い?じゃパーティー来る時ミニ・スカート履いて来てよ」
私はもちろんは異議を申し立てた。
「異議あり!何でも良いって言ったけど、それは無理。短パンじゃダメ?」
彼女も容赦ない。
「それって今履いてるじゃん!ダメ、ダメ。スカートでなきゃ。うんと短いヤツ。」
「そんなの持って無いもん」
「こうやって(と自分のパンツのベルトあたりを触りながら)折り曲げて短くすればいいじゃない」
「・・・・・」
「私のパーティなんだから、楽しもうよ!それにユキやアイコ達もミニで来るから!」

しぶしぶ承諾した私はパーティー当日の夕方
短めのスカートを履いて鏡の前で彼女に言われた通りウエストの辺りを3回折り曲げ
この程度なら合格かな・・とつぶやき、ジャケットを羽織ってパーティーへと急いだ。

クラブの扉を開けると、もうかなりの人達が来ていた。
それでもすぐにVは私を見つけて迎えに来た。
「わー完璧!これなら私のパーティーにピッタリよ。こっちよ、来て来て!
みんな~見て!ちゃんとミニ・スカート履いてきてくれたのよ~!」
連れて行かれた3つのテーブルに集まった連中が一斉に声をあげる。
(『異議あり!』ってもの、ちゃんと聞こえたぜ!)
次に何人かの女の子達が同じ様なことを大声で言う。
「キャーホントに履いてきてる~!スゴ~イ!」
スゴイってあなた・・・じゃ誰も?・・・私・・・ひとり・・・かい?
Vがひまわりみたいな笑顔で私に言う。
「アリー・マクビールみたいじゃん、クール!」
「・・・・・」(ふたたび、異議ありっ!)

こう言う、大きくずれている感覚の私は、結構笑われているのだろう。
融通利かなすぎ、というか、面白味が無いと言うか・・・・・。
まぁ、この時Vは喜んでくれたから、いいかなぁ・・・・。

彼女と一緒にキューバに出掛けたら、もっとすごい格好、させられるかもなぁ・・・・・・
by mercedes88 | 2007-04-10 13:04 | 日記
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