<   2006年 02月 ( 11 )   > この月の画像一覧

無理な話

 アメリカで初めて長期滞在(たったの3ヶ月ですが)した時、心に強く思った。

”帰国したら絶対 車の免許を取ろう!”

帰国して、ドライビング・スクールへ入学手続きをし、後は入学を待つばかりのある日。
友人がドライブに誘ってくれた。
彼女が連れて行ってくれたのは海。そして夕陽が見えるカフェ。

「本当は恋人と来たいんだけどね・・・」
そう言いながら、彼女は買ったばかりのコンパクトカーで、私を安全に目的地まで運んでくれた。

 途中、海沿いの道を走っている時、彼女が前の車のドライバーについて面白い事を言った。

「前の車、おばちゃんかなぁ、運転手は。サイドミラー開いてない。見てないんだなぁ・・・」

私はビックリした。

「ちょっと、ちょっと、それどういう意味?」

驚く私に友人が前の車を見るように、と言って説明してくれたところによると

『前方を”トロトロ”走っているコンパクトカーのサイドミラーが開いていない。
それに気づかずに運転しているドライバーは、サイドミラーを見た事がないのだろう・・・・・』

私は再度(気づいてくれました?再度 ね、サイド!)驚いた。

「ねぇ、じゃ前のオバサンはサイドミラー見た事ないのに、車の免許取ってからずーと平気な顔して運転してるんだ。公の道路を、同じ道路を走っている車のドライバーを危険にさらしながら」
友人が言う。
「そんな風に考える人だったら、サイドミラはちゃんと開いてみ見てるよ。必要だからあるって事が、分ってないんじゃない?」
私はつぶやく。
「と言う事は・・・前方はもちろん見ながら運転するでしょう?それからバックミラーもあるよね。それも見る、そしてサイドミラも見るんだ」
友人「そうねぇ」
私「それでさぁ、右足と左足使うでしょう、違うことに。で、手はギアってヤツをガチャガチャ動かすんだ!」
友人「オートマにしたらいいじゃない」
私「オートマでも、前見て、バックミラー見て、サイドミラーも見るんだ」
友人「出来たら見て欲しいね」
私「私、免許取るの、辞める。無理、絶対!」
友人「大丈夫よ。前のオバサンがいいサンプルよ。ちゃんと運転してるじゃない!誰でも出来るって!」
私「私、自分がどれだけ鈍いか、頭悪いか、ちゃんと知ってるもん。世の中には自分がどれだけバカか知ってるバカもいるのよ、それ私ね」
友人「でも、すぐ始まるって言ってたじゃない授業」
私「絶対無理。無理だって分ってやって、事故でも起こして人でも轢いたらどーすんの!絶対無理。入学キャンセル」
友人「慣れるよ、すぐに。ホント!」
私「私、車運転出来る様になったらやりたい事たくさんあったのよ。車の中で歌うの、好きな曲流して。で、落語やったりするの。で、落合がホームラン打ったら『ヤッターッ!」って叫ぶ。他にもやりたい事あるのに、2つの足別々に使いながら、片手でギアをガチャガチャして、前見て、サイド見て、バックも見る。落合がホームラン打った時ガッツポーズ出来ないじゃんか!」
友人「・・・・・・・辞めるのは まぁ本人の気持ち次第だからね・・・・」

 私は運転免許を持っていない。
これは、長年自分を冷静に見つめて来た結果として出した結論で、私の人生では一番マトモな結論だったと今も思っている。

しかし、私は時々思う。

「小さなクルマって秘密基地っぽいよなぁ・・・・・」・・・・・・・・・と。
[PR]
by mercedes88 | 2006-02-28 22:35 | 思い出

Mr ベーターさんの「トスカ」

 まだ続くオリンピックネタ話。

私は採点競技が好きじゃない。
簡単に 「はい、1位、2位、3位・・・早い順」や「ハイ、1番 2番 3番 ・・遠くまで飛んだ順」なんて言う単純明快なのが好きです。(単細胞なのね、要するに)
だからフィギュアスケートなんて見ません。見るのはエキジビションのみ。
4年前は偶然に見たペアのカナダチームがミスが1つも無い様に見えた。気持ちの良い演技。安心してみていられる、という感じの演技。
次にロシアのペアの演技、フィギュアを見ない私でさえ、見ていて「アッ」と声を出したほどのミスがあったのに、カナダのペアは2位、そしてロシアのペアは金メダル。
数日後に審判員の1人がロシアからプレッシャを掛けられていた事が判明。2位だったカナダペアにも金メダルが与えられた。
このエピソードは、私から益々フィギュアを遠い世界のスポーツにしてしまった。

 今日昼過ぎ帰宅して、テレビのスイッチを入れると、丁度エキジビションの録画が放送されていた。
私は最後からほんの数人の演技を見ることが出来た。
中でも驚いたのは、最後に滑ったロシアのプルシェンコ選手。
4年前に初めてこの方のお顔を拝見した私の頭に浮かんだものは
名前を「Mr ベーター」さん、と言う人の顔だった。

私はニュース、スポーツ、映画くらいしかテレビを見ません。
そんな私が数年前、偶然見たあるお笑いコンビが作り出した人物の顔を大変気に入りました。
1度しか見ていないその顔はある意味私を魅了しました。
それはダウンタウンの松本一志さんが演じる「Mr ベーター」さんでした。

そして4年前、私はフィギュアに夢中の同僚からヤグデェン選手の話を聞かされ
彼のライバルのプルシェンコ選手の事も聞かされました。
その五輪で私は始めてプルシェンコを見て、正直驚きました。
「あの、ダウンタウンの松本さんのMrベーターさんだ!」
(プルシェンコ選手のファンの方、ごめんなさい)
そう1度思うと、もうプルシェンコ選手は、私の頭の中では、ロシアのプルシェンコ選手では無いのです。彼は、「Mr ベーター」さんなのです。

しかし彼がどんな演技を4年前していたのか私は知りません。
そして今日トスカの「星は光りぬ」にあわせて滑るプルシェンコ選手を見て、私はビックリしました。
トスカのこの曲は、思えば熱い思いの詰まった曲。メロディーは悲しい。
しかし今日のプルシェンコ選手のスケーティングは実に情熱的なものでした。
プルシェンコ選手は力強いスケーティングでカヴァラドッシの熱い思いを表現したのでしょう。
手紙を書きながら涙し歌う「星は光りぬ」は熱い思いがあるからこその曲なのです!あぁ・・涙、涙。
それをあの、私の言うところの Mr ベーターさん似のプルシェンコ選手は本当に素晴らしく見事なスケーティングで表していたように思います。
ジャンプの高さにも思わず「素晴らしい!」とテレビの前で拍手、拍手。

4年前は演技も見ないで、「わぁ~ Mrベーターさんそっくり」と笑ってしまって、ごめんなさいプルシェンコ選手。
エキジビションの「星は光りぬ」素晴らしい演技、そして滑りでした。天晴れです!
[PR]
by mercedes88 | 2006-02-25 23:55 | スポーツ

今日はあなたの番よ

 毎週会っている英語の先生が、毎週聞きます。

「この1週間、どうでした?仕事どうですか?」

私は答えます。

「お陰様で楽しい1週間でした」

でも時には愚痴をこぼしたりもします。

しかし私は2週間前先生に宣言しました。

「私は愚痴を言うのをもう辞めます。決して愚痴を言いません。
愚痴を言っている時って笑顔じゃないですよね。きっと嫌な顔してる。
そんな顔ばっかりしてたら、そのイヤな表情で出来る深いシワで
私のこれからの顔が出来ていくんですよ!
年を取ってシワが出来るのは当然だけれども
どうせ出来るしわならば、笑顔が作る『笑いシワ』にしたい!」

この話をある知人に話すと、こんなアドバイスをくれました。

「愚痴をこぼさなくなるのは良いコトだけど、話しても良いと思うよ。
でも、愚痴という形を壊してからにしたらどう?
きっとあなたになら、出来ると思うけれど・・・」

そこで私は考えました。

・・・愚痴の形を壊してから口にする・・・
果たしてそんなことが可能なのか?

そして私は思いつきました。
愚痴を変身させるワザを。

1.まず、心がストレス、トラブルを感じたら、受け入れましょう。
2.帰宅後、それらをご飯、その他モロモロのものと一緒にしっかり噛んで、噛んで
  噛み砕いて、それから飲み込みましょう。
3.大好きな、心を許せる友達に会ったら
  その時に、噛み砕いて飲み込んでいた変身後の愚痴を友達に話しましょう。
4.変身した愚痴はどんな話に変身しているでしょう・・・・
  私の場合『めちゃ めちゃ 可笑しな 笑える話』になっています☆ (^-^) ニカッ!

私は良いアイディアを頂いたと思い、私なりにそれから考えてこの変身法を思いつきました。
これをすぐさまアメリカ、NJのJudyに電話で話しました。
すると彼女、またしてもステキなアイディアをくれました。

「素晴らしいアイディアね!私も使ってみるわ。
私は話を聞いてもらった人に次に会った時にはこう言う様にしているの。
『今日はあなたの番よ!』
あなたもこの言葉を言う事を忘れないでね。たとえ可笑しな話になった愚痴を聞いてもらっても」

私はJudyに言いました。
「凄い!私『今日はあなたの番よ』のチケット作ろうっと!
あなたにも贈るから、今度会った時使ってね」
もちろんJudyは喜んでくれました
それから私はチケットを作って、いつもお世話になっている友人に郵送しようと思っています。
でもそのチケットにはこう書くつもりです。

「でも、気をつけて!もしこのチケット忘れて私に会ったら、私また『しゃべり始めますよー!』
だから、忘れないで持って来てね」
a0053716_7181398.jpg

[PR]
by mercedes88 | 2006-02-24 07:06 | 日記

あーそのトロさ、たまんない!

 今日やっとオリンピックのライブをゆっくり見ました。
カーリングです。

私のアメリカの友人Judyは信じられないくらいスポーツの事を知りません。
4年前、彼女は仕事から帰宅して、めったに見ないテレビをつけた。
(オリンピックがソルトレークで行われているのに、彼女はそのことさえ知らなかった)
そこに映し出された映像はある女性が取っ手の付いた丸い石を氷の上で転がし
石の前を、モップみたいなものを持った人がキュキュ氷を磨いている・・・一体これ何?
2分ほど見たけれど
「何やってんだかさっぱりわかんないし、退屈だから結局テレビを消したの」

実は私はカーリングが好き。
あの氷の上を走る石のトロさ!それがゆっくりとゾーンに入り
ゆっくりと敵の石に当り、ゆっくりと相手の石がゾーンから流れ出て・・・。
すべてがゆっくり動く。人の声以外は。

どの国の選手もストーンを手放す時の表情はとても神秘的です!
スーパーショットをバンバン見せて!
[PR]
by mercedes88 | 2006-02-20 21:29 | スポーツ

この一年のテーマソング

 昨日夕食を共にした友人夫婦のダンナ様が言った。
「あーこの曲・・・・早いね。もうすぐ1年過ぎるんだね」
場所は行きつけのハワイアン・テイストのレストラン。
知り合いがオーナーという事もあって良く利用するお店。

そこで偶然流れたその曲は、昨年の3月に私が友達夫婦のダンナ様のお誕生日に贈ったCDの中の1曲だった。
ハワイアン・レストランで流れる曲なので、当然ハワイアンなのだろう。
私にはそれ程ハワイアンとして耳に入ってこない。
ひたすら美しく、優しい曲として心に届く。

セント・オブ・ジ・アイランド、セント・オブ・メモリー 
       ~想い出の香り~ by ケアリイ・レイシェル

昨年の3月初め、私は数日後に会社を退職するなど夢にも思わず、お気楽にいつも行くCD屋に入り、いろんなものを試聴していた。
そして試聴こーナーの棚にあったこのケアリイ・レイシェルの美しいジャケットに惹き付けられ
スタートのスイッチを押して、その1曲目を30秒程聴いた後に
大粒の涙が1つ右の目から流れ落ちるのを隠す為
バタバタと1人、肩からかけたバックの中から街でもらった貸し金融のティッシュを探し出した。

 その数日後私は友人のダンナ様の誕生日プレゼントとしてこのCDを購入し、シカゴ生まれのブルースが好きな彼に贈る。
彼はその日のディナーの後、メールでこう書いて来た。
「ステキなハワイアンのCDをありがとう。ユキは今横でフラダンスをしているよ。しかもなかなか上手いんだ」

 私は会社を辞めてアメリカへ行く荷物に11枚CDを準備した。
出発直前友人がお勧めのCDを数枚送ってくれたので、それも加えて私は飛行機に乗り込んだ。
そして初めの1週間聴き続けたのはこのケアリイ・レイシェルのCDだった。

友人のJudyは私がハワイアンを聴いていることに初め驚いていた。
だがそのうち何も言わなくなった。
そして私はこの曲を聴きながら朝食を取ったあの1週間を今は”再生の為の朝食タイム”と名づけている。

 以後帰国しても朝食の際、このCDはよく聴いた。

 今はゆっくり音楽を聴く時間はあまりないが、面白いことに私は良くこのCDの1曲目のと4曲目のメロディーをハミングする。

寒い、または暑い朝、夕、ホームで電車を待つ間、バス停でバスを待つ間。
音痴な私が音程を外さずに、かなり完璧に近くハミングしている。
そしてハミングしならが私は、旅先では良くするが普段の生活ではつい忘れている事を自然にする。
目線を上げる事、少しだけ上げて空を見る事。
見上げる明け切らない蒼い空に
帰りそびれた様にたたずんでいるいろいろな形の月は
いつも以上に澄ました感じ。
夕焼けに身を朱や紫に染める流れる雲は何処かしら絵画的。
それらは私のハミングでまるで
”私テイストの「世界の車窓から」”のごとく
私をどこか異国へと連れ去ってくれそうな気配を私に与え
しばらく私を酔わせる。
そして電車やバスの到着と共にそれはアッと言う間に消える。

未だこのCDは私のテーマソングみたいで、私の毎日のどこかで少し絞った音で流れている。

P.S.
このCDの一曲目は日本のビギンの「涙そうそう」のカバー曲。
ケアリイは日本に来日の際偶然この曲を聴き、心惹かれ、その後いろいろないきさつがあってカバーに至った。
この曲の歌詞は沖縄、そしてハワイの歴史に贈られるものだ、とケアリイは語っている。
a0053716_1233584.jpg

[PR]
by mercedes88 | 2006-02-19 11:06 | 音楽

入賞、おめでとう!

 今回のトリノ・オリンピックほど見ていないオリンピックもないだろう。
好きなジャンプは一応録画して、ゆっくり見ようと思っている。
結果が先に分っても、この毎日ではそれも仕方が無い事。

 朝のニュースで結果を見る。
アナウンサーは言う。
「メダルの期待がかかった○○選手、結果は7位入賞でした」
ナレーションが入った録画が始まり競技が写る。
「・・・・・・・・・メダルの期待を受けての挑戦でしたが、7位入賞でした」

時には
「△△選手、惜しくも6位入賞となりました」
そして
「□□選手、惜しかったですねー!4位入賞、メダルまであと1人でした」

それらの結果紹介の最後に選手達の競技後のコメントが入る。

私は今回、その選手達の競技後のコメントを聞いて、毎回実にさわやかな気分になる。
彼らは口をそろえて言う。
「結果は残念ですが、精一杯がんばりました」
「もっと上を目指していましたが、今は満足いく結果だと思っています
「応援してくださっている皆さんが押してくださったんだと感謝しています」
「今回の結果は次に繋がる結果だと思います」

これらは、メダルを取って飛び上がって喜ぶ選手達からも聞く事はある。
ー満足、応援に感謝、次を目指すー
しかし、今回の彼らのこの言葉は、実に素直な彼らの気持ちなのだろう。
もちろん涙ぐみながらコメントする選手もいるが
競技後、冷たい空気で赤く染まった頬を優しい笑顔のチャームポイントにして彼らは言う。
ーがんばりました、満足です、課題ですねー

「オリンピックは参加することに意義がある」ーと以前は良く聞いた。
どこかで誰かが今も、きっとそう言っていると願う。
選手が(自国のそれぞれの種目のトップレベルの選手たち)自分の競技を終えて素直な気持ちを笑顔で言える。
それを聞いて国民は彼らの拍手を送る。
そんな風景が、このオリンピックの参加国のいろんな街で今展開されている事を願う。

メダルを取れると言う事は世界の一番になる事。
そしてオリンピックに出場することは世界のトップレベルになる事。
そう思うと、オリンピックに参加している選手の皆さんに誇りを持って微笑んでもらいたい。
「おめでとう!4位入賞」
そして
「おめでとう!26位」
[PR]
by mercedes88 | 2006-02-19 09:34 | スポーツ

いりこだし

 私がまだ20代の頃、職場の同僚にスキーが趣味の男性社員がいた。
彼はスキーも好きだけれど、ゴルフも釣りもギャンブルも好きな、陽気さが人に愛される人物。
私が社内で一番若い社員で、彼からも可愛がられた。
もちろん良く面倒を見てくれたという意味で。

 ある冬の日、彼が私に言った。
「来週の週末スキーに行こうよ。教えてあげるから。ね!行こう、行こう。」
私「はぁ。でも・・・・」
彼「誰か友達も誘ったら?ほら、君、受付の○△□Xさんと仲イイじゃない!?彼女も誘ったらいいじゃない?ね!」
そう言って彼は陽気に微笑みながら私の前から仕事場へと消えた。

 そして一週間が過ぎ、彼が再び私に言った。
「もう話した?スキーに行く事○△□Xさんに」
私「私はやはり出掛けられません。ごめんなさい」
すると彼は焦った様子で言った。
「オイオイ、待ってよー。君が行かないと彼女行かないよー!」
そう言いながら何処かへ走って言った。
頭の悪い私にも分る状況だった。私はつぶやいた。
「あれ?私、ダシに使われたみたい」
それから怒りがこみ上げてきた。
”ダシに使われた!ダシよ、ダシ。私の事なんだと思ってんのよ!”
しかし、退社する時間が来た頃には気持ちが変わっていた。

”ダシに使われるって事は、受付のあの可愛い○△□xちゃんと私が仲良しだって思っての事。
あんな性格も良くて愛らしい○△□xちゃんと私が友達だと言う事で
私をキューピットとして使ったまでの事なのよ。
ほら、私にはそんな役目、ピッタリじゃないの、ね?!
この際のダシってきっと私だから『いりこ』ダシって感じよね”

そう私は確かに洗練されていなくて、どこかダサい。
しかしソフィスティーケートされた英語も堪能で
受付にいるけれど当時すでに”秘書”の資格を持っていた○△□xちゃんと仲良くしていた。
彼女は後にお医者様の奥様になった。
そして私は今も1人。
あの当時の私の売りはもしかすると『いりこ』ダシの味だったのかも知れない。
今一度、陽気さが愛されていたあの男性にあって
その辺のところを尋ねてみたいものだ。

「あの頃の私って、いりこだしの味でした?」
[PR]
by mercedes88 | 2006-02-18 06:57 | 思い出

「良い人生を」の針

 ある人のエッセイを読んでいたら、愛する人と別れる際 
「Have a nice life」
と言っているシーンがあって、私はそこでしばらく涙を流した。
理由は私も同じ様な状況下で、その言葉を使ったから。
「Have a nice life」

 「良い人生をね」の思いを込めての言葉なのかも知れない。
しかし私がこの言葉を知ったのは映画「恋人達の季節」(だったかしら)メグ・ライアン&ビリー・クリスタルの出演映画。
大学を卒業したメグはNYまで車で行く相手を掲示板で見つけ、そしてNYを目指す。
いろんな出来事があり、メグはビリーの存在にうんざりし、NYで別れる際セイセイした思いでビリーに言う。

「Have a nice life」

そこには
”もう二度と会う事も無いわよね!私の前にもう二度と現れないでねぇーー”
という隠れた意味がある。
イヤ、それは隠れてもいない。その意味なのだ。

私が読んで涙を流したエッセイも、その言葉は同じ思いで使われている。
しかし著者はその後大きな後悔と孤独、罪悪感、嫌悪感に襲われる。
そして言葉を”投げつけた”相手を求め街をさまよう。

私は2度、この言葉を使った経験がある。
どちらもこの言葉のもつパワーを知って使った。
この言葉、映画で覚えたこの言葉の持つ”鋭い針"の存在を知って使った。
そして、使った後、後悔した。
残酷な事は、今この言語を使っている人達が、この言葉の針の存在を知っている事。
だから私がこの言葉を使った際、2度とも、言われた相手は一瞬たじろいだ。
威力はバズーカ砲のごとく相手の体に穴をあける。
そんな事、すべてを知っていて、私は使った。
そして一人になって、泣いた。

いつか、誰かが、私に、微笑みながら

「Have a nice life」

と言うだろう、きっと。
そんな気がする。
天に向かってつばを吐けばそれは真っ直ぐ自分の顔に落ちてくる。

人生に2度でも多すぎるこの言葉を、もう決して言いたくない。
出来れば、誰にでも、言われたくない。
しかし誰が保障してくれるだろう。
「誰も君には言わないよ」と。

[PR]
by mercedes88 | 2006-02-14 07:11 | 思い出

お気に入り

 またしてもお子様の時計を購入。
a0053716_2022523.jpg


今までしていた「ニモ」の時計から、しばらくはこの「BUZZ」で楽しみます。(^0^)
[PR]
by mercedes88 | 2006-02-13 20:23 | 日記

シー&ランド 社員旅行

 連休の週末、オリンピックの開会式を見ていたら出かける時間になった。
朝の6時半。睡眠時間40分。

社員旅行。目的地は東京ディズニー・シーとディズニー・ランド。2日間の遊園地の旅。

私は今週締め切りのボランティアの記事を書き上げる仕事があって
ほとんどホテルで書く予定で出掛けた。

しかし私は「昔はローラーコースターのプロでした」と言える人です。
遊園地が嫌いな人間では無いのです。
ホテルは出ればすぐにシーへ繋がっているミラコスタ。

そこで私は考えた。
-「シーへ行って入り口近くのショップで1時間買い物しよう。それからホテルに帰って書こう」

実際それを実行して、私は満足して書いた。

翌日はランド。
知らないパークではない。「うちの庭」なんて言わないけれど・・・・。

そこで私は考えた。
-「ランドへ行って入り口近くのショップで30分買い物しよう。それからホテルに帰って続きを書こう」

実際それを実行して、私は満足して帰宅した。

戦利品はこんなもの。
a0053716_2020921.jpg
a0053716_20192195.jpg
a0053716_20203199.jpg

今度はちゃんとプロとして”遊びたい”です。
[PR]
by mercedes88 | 2006-02-13 20:20 | 日記