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花火の夜

いつもお邪魔しているseedsbookさんのブログ『散歩道ー記憶箱の中身』で
「花火」について書かれているものを読んで花火大会の夜の事を思い出した。

ギルバートも私も人ごみが苦手。
知り合った年、花火の話題が出て、私のアパートの玄関の方が通路から見れる、と話すと
『それじゃ面白くない』と言うギルバート。
花火に関しては人ごみが気にならないらしく、しり込みする私をアチコチの花火大会に連れて行った。

私のアパートから見える花火大会は3つ、4つある。
玄関側の通路から見れる花火大会は私の街で一番大きな大会。
1万発以上の花火が毎年見られる大人気、大混雑の花火大会。
もちろん私は出掛けた事はなく、自分のアパートから見ていた。

ギルバートはその大会に私を連れ出した。
彼の言う所の”特等席”に私たちは出掛けた。
大会場所の公園の裏にある丘の中腹辺りにある広場。
確かに穴場だが、同じ考えの連中も多い。
が、公園で見る混雑から考えると
ギルバートが示す石は丁度座り心地の悪いイスみたいで、まあまあ・・・。
花火が上がる1時間前にそこへ付いて居場所を確保して私たちは花火を待った。

花火大会が始まると、そこは予想以上に良い場所だった事に私は驚いた。
ギルバートはのんびり持ってきたワインを飲み
時々”たまや”代わりの街の有名デパートの名前を叫びならが楽しんでいる。
そして最後の連打が終わり花火大会は終了した。

ギルバートは言った。
「さっ、帰ろう」
私はつぶやく。
「電車、混むよね・・・」
自転車を止めた場所から近くの駅までギルバートと2人で急ぐ。
花火見物の人達は”花火大会のあと”を楽しむ人もいるが
足早に帰宅する人もいる。
私たちはそう言う足早連中と一緒に駅前に付いた。
ギルバートは私に言う。
「ホームに着いたら初めに来た電車に乗ろう」
私は答えもせず駐輪場に自転車を止め駅のホームへ早足で歩く。

ホームに上がると街から1分前に発車した電車が入って来たところだった。
それは特急電車で私の住む町には止まらない。
車内は混んでいるが込み具合はいつもの特急と変わらない様子。
ホームに止まった電車のドアが開いても
ホームに出来た長い列から乗り込む人はわずか。
ギルバートは汗をかいて肩で息をしている私を車内に引っ張っていく。
列車のドアが閉まり長い列が幾つも出来たホームの前をアッと言う間に走り去る特急電車。

「15分ガマンしてね」
そう言うギルバートは私に妙に得意げな顔を見せる。
私は少しして自分の降りる駅が窓の外を飛んで行くのを眺めてつぶやく。
「ここで降りま~す」
ギルバートもそれを聞いてふざける。
「わたしも~ぉ」

15分後、私の住む街の、隣の隣街の駅のホームに降り立った私とギルバート。
それから反対の乗り場に待っている上りの普通電車のガラガラの車内に入った。
私は笑顔でギルバートに言う。
「あーエアコン効いてて気持ちイイねー」
ギルバートはこれから自分たちが悪事を働く事を私に告げる。
「・・・・だから降りる時、下りの電車が入ってくるの待ってから改札出ようね」
そこで初めて私は自分がとんでもない悪い事をしている事態を把握。
しかし、これから40分ほど先ほど見た花火の事など話しながら
エアコンの効いたガラガラの車内でギルバートと過ごせると思うと嬉しくなった。
さらに時折すれ違う満員電車の様子を見ながら”かわいそうだな~”と
全然感情の伴わない感想を言うギルバートの言葉に笑いながら
花火大会+ガラガラ電車での”花火大会のあと”が楽しめた。

私は日本以外ではアメリカで
ディスニーワールドと、あとは建国記念日の花火をテレビで見た事がある。
しかしディスニーワールドで花火を見た数年後
日本の花火師が彼らの誇る花火を持ってアメリカで花火を上げたドキュメントを見た。
その後でディズニーワールドで一緒に花火を見たコースター仲間と話したことがある。
「やっぱり花火は日本だよね」・・・と。

そう言う事を今朝、思い出した。
しばらくすれば、今年もまた、花火の季節だなぁ。
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by mercedes88 | 2007-05-31 09:16 | 思い出

お笑い系

誰にも話した事ありませんが
幼稚園の時のお遊戯会で主役でした。

ゆり組は「マッチ売りの少女」のお芝居をしました。
先生が『”マッチ売りの少女”になりたい人?』と聞くと
私はもちろん手を上げました。
今から思えばあの頃すでに”目立ちたい”熱い思いがあったのでしょう。
同じ思いで手を上げた数人の園児とゆり組全員の前でオーディションを受けました。

『マッチはいかがですか?』
と言うセリフを言ってステージを横切る。
セリフは一行、ただステージを右から左へ移動するだけ。
しかし、このシンプル且奥の深いオーディションで
私は見事主役を勝ち取るのです。

それを一番喜んだのは母です。
ソノシートの付いた絵本を買ってくれました。
『セリフはコレ、使ったら?』との提案でした。
マッチを売らなければいけない様な家庭に育つ少女の着そうな服も探してくれました。
困難だったのは靴選びでした。

最後のシーンでは、少女は片方の靴をなくしている。
理由はサイズの合わない靴を履いてマッチを売り歩いているうちに
靴をなくしてしまう・・・・・。
今考えれば無理な設定なきもしますが
母はとにかく少し大きめの、でも女の子が履きそうな靴を探してくれました。

お遊戯会当日。
リハーサルを何度も重ねたゆり組の皆の顔は輝いていました。
もうホンの20分後には、大絶賛の拍手を受けるのは分っていることなのですから。
私も自信に満ち溢れ、セリフも完璧に覚え
哀れなマッチ売りの少女を難なく演じていました。

そして最後の幕に入りました。
正面に座り込んでいる私がいるステージの幕が開く。
客席が視線に入った瞬間私は気づきました。

”あっ右の靴、脱ぐの忘れた・・・”

子供です。
行動は大変分りやすいです。
私は右手を後ろに回し
お尻の下辺りにある右足から靴をスポっと取って
ステージから右の舞台裏へその靴を投げました。

間違っていません。
少女は右の靴を最後の幕では、失くしているのですから。
履いていてはいけないのです。
投げていいんです。

でもお遊戯会のお手伝いをして下さっているお母様方は大変です。
靴、ステージから飛んで来たんですからね。
お母様たちは朝からのお手伝いですから
我々の綿密なプロジェクトXは知らない訳です。

1人のお母様が私に小声で舞台裏から声をかけました。
『ねぇ、ねぇ、靴!靴!』
私はあえて聞こえない振りをしていました。
幕は完全に開きました。
お母さんは私に聞こえる様にと少し音量を上げて私に言いました。
『靴!』
私は答えました。

『私が投げたんです』

会場がドッと湧きました。

あの時客席から受けたなんともいえない感覚が今も私の中に生きているんだろう、と
こうやってお笑い界で活躍する様になって思います。
(って誰がお笑いやっているんだって!)

P.S.
今朝バルサのニュース見ました。
ニュースの中心人物より久しぶりに見る動くプジョールにニンマリ。
ベッカムさん云々のニュースも報道されていましたが
動くベッカムさんを見て改めて思いました。
『最近地下組織から入手した蹴り屋馬の写真の方がよっぽどイイ顔しているわ』
見劣り、とかいうの、ウソですね、ハハッ。勝ってるじゃんか!
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by mercedes88 | 2007-05-29 08:39 | 思い出

誰も理解出来ない私の好み

まだ20世紀だった頃。

同僚に軽く「私、ルー大柴ってなんだか好きなのよねー」と言うと
同僚は凄い顔を作って『信じられない!理解に苦しむ』と叫んだ。
私は「そう?高田順次(この漢字か?)がお父さんだったら絶対友達に知られたくないけれど
ルー大柴だったら家に友達連れてきて会わせる」と言うと
さらに引きつる凄い顔を作った同僚は『どっちもどっちじゃんか!』とひと蹴り。
そうなのか?あの2人はシンクロするのか?知らなかった。
(でも日本語と英語チャンポンして笑い取れるのは長嶋さんとルー大柴くらいだぜっ!)

「ハッチポッチステーション」の事をある日同僚に話したら
『あーあれ面白いですよねぇ、大人の番組ですよね』と返事が来たので
「グッチさんになってからお母さんの為の番組って感じになったかも・・・』と言うと
「グッチさんの前っているんですか?」と聞かれたので
『関根勤』と答えると
「ヘェー知らなかったぁ。そうだったんですねぇ・・・・・」と反応。
いい年して子供の番組見てたのがバレタ。
(でもあの三味線は大人相手のものでしょ!)

「金曜書き込みTV」を見逃した・・・とある日同僚に話すと
『なんですか、それ?』と言うので
「小5,6年から中3まで対象の番組みたいで・・・・」と説明すると
『マニアックですねーその面々』と・・・・。
ハイ、ハイ、私も、マニアックなオタクもどきですよ、と思った。
(でも今土曜放送だぜっ!)

もしかすると私は元祖からちょっとあとのオタクな物好きかも。
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by mercedes88 | 2007-05-26 22:10 | 日記

ジョージ君

ABCのジョージ・ステファノポロスがやはり気になる。

昔は何となく口が上手くて頭が良い分手が早い、みたいな印象があって
って言っても、自分で勝手に持ったイメージなんだけれど。
イケメンでポジション的に嫌味なヤツ扱いをしていた。
ギルに「どうもコイツは信用出来ない気がする」とか言ったら
「何で?こういう連中がトップになる。でも頭が良いとならないかも」
なんて返事が来たのを覚えている。

今ABCで見る彼は以前よりも好印象。
”今日のボク、どうよ?イケてる?”という感じが無い。
むしろ”今日した感じの質問で、満足できた?なにかあったらabc.comまで。よろしくっ”
てー感じだろうか?

ドラマ「フレンズ」の1stシーズンでモニカが話題にするくらいだから
女性の人気は凄いのだろう。今は番組持っているし。
笑顔で語りかけるあの表情は可愛い。
今も女性の人気はきっと高いだろうなぁ。
映画の世界に入ってもいいんじゃないの?と思うほど。
でも、危なくするとお姉言葉を話すゲイの役のオファーくるかも。
それは受けないで欲しいけれど、受けたらコケる心配ない気もするなぁ・・・。

・・・・やっぱり頭良いからトップにならず、上手に人気、集めてるじゃん・・・私も含め。
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by mercedes88 | 2007-05-24 05:27 | 日記

彼女の頭の中の鉛筆

先週上司から私の契約後の後任が決まった、と聞いたので
早速就職活動を開始。先週末には履歴書を投函。せっかちですから。

昨年12月施設を探している時は全くなかったが
今登録している会社によると、5件も募集があると。

ところがどうやらまだ後任は決まっていないらしい。
帰宅してから頭抱える。
後の人が決まらないと、離島出来ない。
出来るけれど、少し重なって引継ぎしたい。
思わず頭抱える。

丁度その時
深夜放送で日本人の若い映画監督さんがお勧めの映画を言っていた。
その中のベスト3は
3位 「コマンド」
2位 「フェリスはある朝突然に」
1位 「ファンダンゴ」

「ファンダンゴ」!
それになんと、「フェリスはある朝突然に」(原題はもっと良い:Ferris Bueller's Day Off )

前の更新で古い映画の事を書いたけれど
私の周りの20代の外国人に「フェリスはある朝突然に」は非常に人気がある。
私はこのタイトルと言うとみんな(3人のみだが)「あーあれ可笑しいよねー」と言った。
「私のお気に入りはパレードで「♪ダンケシェ~・・・」と歌うシーンともちろん校長の秘書」
と言うと彼らは大きくうなずく。
校長の秘書は頭が髪の毛を逆立ててふんわりと見せているヘアースタイル。
デスクワークをしながら頭をポリポリしていると、ふんわりヘアーから鉛筆が1本出てくる。
ご本人もちょっとだけ驚く。が、またまた頭ポリポリしながら仕事に戻る。
また1本鉛筆が出てくる。
「アラッ、もう1本」
無言のシーンで、鉛筆出現1本目と2本目の間には他のカットが入る。
私はこの無意味なシーンが大好き。

秘書をしている彼女は恐らく大変仕事熱心なのだろう。
仕事をしていると、考え込んでしまい、鉛筆で頭をポンポン叩いたり
ストレスを取る為こめかみを押さえたりしているかも知れない。
(鉛筆は消しゴム付きだったか・・・)
鉛筆は彼女に取ってはなくてはならないアイテムなのだ。
彼女はそう言う一連の仕草をしている時校長に呼ばれたりすると自分に厳しいので
「はい!校長」と言ってすぐに校長の元は飛んでいく
それはもう優秀な仕事のプロの姿勢そのもの。
その際頭の中に半分入っている感じの鉛筆をそのまま置き忘れるのだろう。
あーなんと仕事熱心な女性。
上司には常に忠実であれ!秘書の鏡!
しかも彼女の声がまた、頭の上から発せられている様な感じ。

待てよ・・・・彼女の頭には何かあるのかも知れない。
たとえば仕事をする上での欠かせない重要な機能があって
それを鉛筆で、誰にも気づかれず、それとなくコントロールしているのかも・・・・。
スイッチをONにしたりOFFにしたり、検索したり、新しい機種をバージョンアップしたり。
ん・・・・・・思っているよりこれは意味深いシーンなのかも知れない。
コマ送りとかで見て研究したい。
そうすれば、仕事の件をどうするか、何かヒントが得られるかも知れない。

とりあえずネットでこのDVDを購入しよう。
「ファンダンゴ」が1位だった事で思い出した「アメリカン・フライアーズ」「ビッグチル」(邦題忘れた)
DVDなんか無いだろけれど、とりあえず探してみるか!

仕事の相棒が昨日退職届提出。
書き方、字のバランスなど私に聞いてましたが、カワイそうに。
こんな無常識(不とはまた違う)な私に聞くなんて。
島から出たらせめてひと月何処かで・・と思って居たけれど
それももう不可能な様子。
もう私は長い時間船に乗ったり飛行機に乗ったりするには年寄りすぎる。
実年齢と体年齢は違うのだ。
「しなければいけない」事がイヤになってきたのかも。
背伸びせず素直にマヌケなまま島に居るのが良いのかもなぁ・・・・・。
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by mercedes88 | 2007-05-22 07:47 | 映画

シド

以前の職場にミュージシャンの布袋さんのファンがいた。
彼女は言う。
「ライブでギター引き出すと『やれやら』と思うのよねー」
私は布袋さんがどう言う音楽活動をしているのか知らないので彼女に尋ねた。
「布袋さんってギター下手なの?」
彼女は言う。
「多分上手いんじゃない?凄く高いギターもいっぱい持っているし・・・」
話が見えなくなった私は彼女に再度尋ねる。
「でも、布袋さん好きなんだ。顔が好み?」
そこでようやく彼女は、布袋さんの書く歌詞が好きだと言う。

ある日
「布袋の曲でさぁ、シド何とかって言う名前が出てくるんだけどさぁ・・・」
私はつぶやく
「シドと言えば、シド・ビシャスかシド・バレット・・・」
彼女は言う。
「そう、シド・ビシャスだった。で誰、その人?」
彼女のこの正直さが愛せる、と私は思った。

今日のヤフーのトピックスでシド・バレットが
兄姉に4億もの遺産を残していたと言う記事が載っていた。
それを読んでいて、昔の同僚とのたわいない会話を思い出した。
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by mercedes88 | 2007-05-21 23:13 | 音楽

映画だからはもう無いかもね

島の方からお借りした幾つかのDVDの中に『恋におちて』 『スィートノベンバー』が入っていた。

『スィートノベンバー』は公開時劇場で見た。
見ながら思ったのは
「結局泊まるんだ。寂しいから?分らない気もしないけれど、早い展開だね・・・」
スタートからそう言う感じを持ってしまったので、この映画に関する私の感想は「星ひとつデス」
私が書くストーリーみたいに、手っ取り早く本編にかかろうーって感じ。
島へ来てホンワカムードのラブストーリーを見たいと思いネットショップで買った「ノッティングヒル」でさえ、初めて見た時ヒュー・グラントにキスをする女優アナ・スコットに
「一目ぼれしたにしろ、美人女優は大胆でイイよねー」と思った。
とりあえずこれでラブ・ストーリーが始まる。

ある日英会話のレッスンで映画の話をしていた私はその頃の先生クリスに聞いた。
「『ホワイトライズ』でマシューがリサと始めてのデートの後アパートのドアを叩けずにいて
でも思いきってノックすると、リサがマシューの服を引っ張って部屋に引き入れるシーンあるけど、
男の人ってああいうの、望んでるのかい?」
クリスは言った。
「イイねぇー。でもアレは映画だから」

しかし思うに、確かにアレは映画のシーンだ。
さらに私が思う様に、近頃のラブ・ストーリーは映画が始まって2分後には
出会ったばかりの彼と彼女はベッドの中で朝を迎えるかも知れない。
が、それが、今の時代なのだろう。
ビルのエレベーターで偶然乗り合わせ
”オイ、彼女ディーバか?眩しいぜ!”
”イケメンじゃないけど、私のタイプ”
(『ディーバ』が見たい、今すぐ!)
降りるフロアーが同じなら「ヒマならお茶しない?」とどちらかが話しかけ
そのまま何時であろうと何処であろうと構わない。
愛を確かめるためにただ実行あるのみ。
フィルムをフェードアウトさせればすべてはそれでOK。
誰もがそれを受け入れるわけじゃないだろうけれど
そう言うストーリーの流れが有りの、今なのだ。

『恋におちて』を見た。
出会いに無理が無い様に思うのは私の偏見か、年齢か、それとも好みの問題か・・・。
理屈っぽくなってきた私を認めよう。
あーオバサン化。

急にいろんな映画が見たくなってDVDを探すもどれも入手困難と。
shigeyukiさんが「フランケンシュタイン」について書かれて記事で出て来た『ミツバチのささやき』
それをきっかけに頭に浮かんできた『マイセン幻影』 
数年前から入手困難だった『魅せられて4月』

その時オーダーしていたDVDが昨日届いた。
『好きと言えなくて』 と 『愛しのローズマリー』
DVDをお借りしたお礼に今度は私がDVDを提供しようと思い・・・。
『M*A*S*H*』 と 『ブルース・ブラザーズ』 も一緒にオーダーしようと思ったが
彼女はラブ・ストーリがお好きだから・・・。
しかし届いた2つのDVDを手にすると
どうも自分のコンプレックスが現れているようで
思わず鏡を覗いてしまった。
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by mercedes88 | 2007-05-20 10:26 | 映画

雨風と緑と窓ガラス

島へ来て風の事を度々書いたけれど、たまには良いコトもある。
風が吹いていて雨が降ると、窓ガラスがキレイになる。
それはもう突然世界が変わった気さえする程の驚きだ。

数週間前。
いつもの様に4時ごろ起きてカーテンを開けてお茶を飲みながらパソコンに向かっていた。
こちらへ来て、やたら早く目が覚める。
虫が出るのがイヤで部屋の明かりをつけたまま寝るのも原因かも。
イヤ、もうそう言う時間に目が覚める年なのだ、本当は。
あまり朝早くから台所で音を立てたくない。
二棟続きになっている宿舎なので、やはりその辺は考えなくては。
季節がよくなっても、まだ4時には夜は明けない。
テーブルの真正面にあるサッシの向こうは真っ暗闇。
パソコンを使っていて、フと頭を上げ、向いの小高い山を見た。
夜が明け、夜通し続いた雨と風が収まっていた。
山はいろんな緑の色で覆われて目の前に現れた。
思わず
「いつ衣替えした?」
と言っている自分。
何故今急に気づいたのか考えると、窓ガラスがキレイになっているからだ、と気づく。
雨と風で窓ガラスが美しく掃除された。
さらに雨上がりの澄み切った空気がより一層山の緑を浮き上がらせていた。
また風で巻き上げる砂やホコリで窓ガラスが汚れるまで
この緑を楽しめるわけだ。

7月に友達が遊びに来ると言う。
私の部署の相棒にそう話すと彼女はアドバイスしてくれた。
『宿舎の事を話しておかないと、苦情言われたらメチャ凹みますよ』
たしかに、と私は答え、友達に宿舎についてのメールを書いた。

ーブログには島の名前も書いたし、そこそこの事しか書いていないけれど・・・・・。ー
友達のメールには
『2000円で泊まった京都の宿思い出した。あそこに泊まれたから大丈夫』
と書いてあった。
本当に、大丈夫だといいけれどなぁ・・・。
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by mercedes88 | 2007-05-17 10:16 | 島からの便り

地震ですが・・・

今朝、広島辺りでやや強めの地震があったとの事ですが、
被害が出ていなければ良いのですが。

島は今朝風が強く2階にいると部屋が時々揺れます。
地震が最近多いので、気になります。

災害に「気をつけましょう」とは言えませんが
でも、心のどこかに、やはり「気をつけましょう」と置いときましょう。
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by mercedes88 | 2007-05-13 10:17 | 日記

げ、げ、げげげの げーとぼーるたいかい

金曜に職場へ行くと係長が私に一言
「あっ、メルセデスさん、土曜ヒマ?ゲートボールやるんだけど、ジジババと。
メンバー足んないんだけど、やらない?」

ゲートボール?
何で私?年齢で?それとも何、軽いイジメ?

「やった事ないし、運動神経もないし・・・・」と私。
「やんなくていいからさ、数合わせで、ね」
とりあえず、この場は消えよう。
「今ちょっと急ぎますから、また後ほど」

後ほど。
私の上司がやって来て一言。
「おいで。やんなくていいって。お弁当でるからさ、来なよ」
お弁当で釣られると、思われている・・・・
「お弁当ですか!じゃ行きます」安易なメルセデス。

朝9時
開会式。
朝9時3分
試合開始。
むちゃくちゃ短い開会式。

5人人チーム。
役場の5名の枠からはみ出ていた私の名前。
「あー、来てくれたの?ありがとう」と役場の方。
「お弁当もらいに来ましたから、はみ出してます」
ちょっと離れた場所で大声で話している私の上司。

「なんで!メルセデスさん来てるから うちらでもう1チーム出来るだろっ!」
話違いませんか、それ?

1時間後優勝候補とされるジジババ組「老人会」の方々と対戦。
なぜかゼッケン5番をつけている私。
「メルセデスさん、練習してみな。初めてだろう?」と係長。
初めてデス、こんな話聞いてませんでした。

♪仕方が無いからスティック持って~
赤い5番と書かれたボールを人工芝の白いラインの上においてスティックを構えると
「もっと下を握って。スティックを芝から浮かさないで軽く当てて」
誰?
私が今までかけていたイスに座っている『畑仕事してたの?おばあちゃん』風の方のお声。
「こうですか?」
「そうそう。ゲートを見ないでボール見て真っ直ぐ横にスティック振って」
「こう、ですか?」
「ほら、真っ直ぐ行くでしょ」とニコニコ声。
「メルセデスさん、入ったじゃない。そうそうその調子」と係長。
「今のビギナーズラックですね。もう使っちゃったから本番ダメです」

もちろん私たちのチームは優勝候補に負け準決勝には進めなかった。
私の指導をしてくださった方の耳元で大きな声を張り上げて
「何年くらいしていらっしゃるんですか?」と尋ねると
「そうねー10年くらいかな」
オリンピックとか目指してるんですか?
「初めはうちの人がしてたんだけれど、あれこれ言う人がいて。
それがイヤでやめるって言うから、私が一緒に行こうか、言ったら じゃ行くって言うもんで」
おご馳走さまです。

この方、プレイ中周りの人があれこれ言っても黙々とボールを打っている。
「おばさん耳遠いから聞こえねーだよ」
と審判の方が回りのギャラリーに言う。
でも、私の横で試合を見ていると、コートの外から指図している人の事を
「なんも言わんと、好きにさせたらいいのに」
とつぶやいている。
ホントは聞こえてんじゃないの?
「面白かったですか?」と私に聞かれるので「ハイ」と答えると
「これは塩梅が難しいですよ。頭も使うし、ボケ予防に丁度良いです」
と仰ってありました。

『塩梅』
この難しさ。やった事ないと、分らないだろうなぁ。
ジジババは何度も言っていました。
「あっ、強すぎる」 「あーアウトだな、アレは」 「あー弱い」
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自分のボールをチームメイト、又は相手チームのボールに当て、
そのボールを自分のボールの横に置き
足で踏んだ自分のボールを打って、横のボールだけを転がす。
これは難易度『高』です。
上司に「奥、深いですねぇ」と言うと上司曰く 『これでさぁ殺人事件起きたんだよっ昔』
「はっ!」
こんな島です。
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by mercedes88 | 2007-05-12 21:44 | 島からの便り