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もう一度言ってください

島へ行く事を、いっぱいサポートしてくれた友達と会った。
お互い忙しくて9月の半ばに会う事が出来た。

久しぶりにスターバックスに入って友達が来るのを待っていて思った。
・・・そういえば、どこで会うか、言ってないなぁ・・・
約束の時間になると、友達がやって来た。
どこで、と書かずに会える、と言うのも面白い。”いつもの所”なわけだ。

島で貰ったメールにジムに通い始めたと書いてあった。
どうやら続いているらしい。
マッチ棒みたいだったのが、少し逞しくなっている。

お互い近況を話し始めても10分もしないうちに映画の話になる。
映画は”島から戻ったら見に行こう”みたいな、ご褒美だった。
お勧めを聞くとDVDで見られる作品を薦めてくれた。
『カジノ・ロワイヤル』と『リトル・ミス・シャンシャイン』

メンバーだったDVD屋さんの更新をしていなかったので再度入会しないと・・・と言うと
「新しい○○○が出来たよ。ほら、後ろに見えるビル。本屋とスタバも入ってるよ」
「えっ?わっ、ホントだ。スタバから他のスタバ見るなんて初めての経験」

『カジノー』は見たいと思っていた、ショーン・コネリーの007がどうも好きになれないけれどと言うと
「ダニエル・クレイグはクールだったよ。彼が007で誇りに思ったよ」
イギリス人の彼はダニエル・クレイグの007に満足しているらしい。

帰りの新しく出来たDVD屋さんに寄ってDVDを借りる。
カウンターで入会についての説明と、新作の『カジノー』、準新作の『リトルー』を何日借りるか
尋ねられるが、その説明と質問は、ナイアガラの滝のごとく店内を流れる音楽と
「アリー・マクビール」で度々話題になる”息継ぎ”は『マニュアル通り』なのか、と思うほど
素晴らしく流暢で、全く聞き取れない。

「ごめんなさい。もう一度言ってください」
思わずそう言って、”あぁ、こんな事言う年になってしまったんだ”と自分自身にがっかり。
しかし、思うに本当にカウンターのスタッフの、あの流暢な説明を、誰もがみんな1度で理解できているのだろうか・・・。
DVD屋のレンタルルールなんで当たり前の事しかなくて新しく気をつける事なんて無いから
誰もさほど気にしていない、のかも知れない。

昨日同じDVD屋さんに出掛けた。
先週iPod nanoを購入した。
知り合いがiPodで英語の番組を聴いていると教えてくれたので即購入。
BBC World Book Clubを聞きながら職場からDVD屋まで歩いて20分。
幾つかDVDを借りてカウンターへ行く。
カウンターのスタッフが何か言っているが聞き取れない。
iPodを聞いているのを忘れていた。
さすがにこの状況では何を言われても聞き取れない。
イヤフォンを取って聞きなおす。
「ごめんなさい。もう一度言ってください」
前回同じ事を言った時とは随分違う思い。
ー”iPod”聞いていたから聞き取れないーな思い。
カウンターのスタッフはイヤな顔見せずに質問を繰り返してくれた。

彼らに”その流暢な説明”が聞き取れないと言っても笑われるだけだろう。
さら、その事をこうして書いている事がそもそも彼らには理解出来ないかも。

映画『カジノ・ロワイヤル』確かにcoolだった。
『リトル・ミス・シャンシャイン』はsweetだった。
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by mercedes88 | 2007-09-30 11:05 | 日記

ドッグイヤーとマーカー

島へ遊びに来てくれたカナちゃんが言った。

「借りている茂木健一郎の『脳と仮想』、あれいっぱい本の端、折ってるじゃない。
だいたい分るのよね・・『あぁ、このページはこの辺の事が面白くて折ってるんだ』って。
でも、所々全然分らないページの端が折ってあるのよね・・・。
で、今忙しくて読めないから中段してるよ」

そう言うカナちゃんは忙しい仕事を、1週間分程パッパッパ~アッと片付けて
『とにかく明日から1週間旅行行って来ます』
と吐き捨てるように言って、職場を後にして島へやって来ていた。

帰宅してカナちゃんと会ったけれど、カナちゃんはまだ忙しくて、本を読むヒマは無いとの事。
島でカナちゃんと本のページの端を折る話をした時
私が以前図書館から借りた
村上春樹の文庫本「遠い太鼓」の話をカナちゃんにした。

もちろん「遠い太鼓」は発売日に買った。
村上春樹がヨーロッパにいた頃の、日記の様な本。
何度も何度も読んだ。
もちろん何箇所もページの端を折っている。

ある日
近所の図書館へ行った。
図書館へ出掛ける日は大体仕事が休みの日の昼頃。
空いている。静か。
狭い図書館だけれど、新しい本も結構入る。
いつもは海外文学の棚を中心に見るのだけれど
その日は獲物が見つからず文庫本の並んだ棚の前へ行ってみた。
もちろんそこには何冊かの村上春樹の本もあった。

以前、昔のブログでだったか、ビデオ屋さんで自分の好きな映画のビデオを手に
借りようか辞めようか迷っている人を見かけると
『あのぉ・・・それ、お勧めですよ』なんて声をかけたくなる、と書いた事があったが
自分が持っている本、しかも何度も読んでいる本、さらに通勤途中でも読める様にと
文庫まで買っている本でも、ふと手にしてみたくなる時がある。
(あくまでも私の場合)
その日村上春樹の「遠い太鼓」の文庫本が、丁度その衝動を呼び起こした。
何故だか分らないけれど・・・。

私は「遠い太鼓」の文庫を手に取り、パラパラと本の中を見た。
キレイな空色のマーカーが引かれているのが目に入った。
キレイなブルーのラインで色づけされた箇所を幾つか読むと
それはさらに『これ、もう一度読まなくちゃ・・・こんな事書いてあったんだぁ・・・』
と思わずニタニタしたくなる様な言葉が、文が、比喩が、春樹ちゃんの思いがあった。
私はその本を借りた。
貸し出し期限日まで借りた。
「・・・この本を何とか手に入れる事は出来ないだろうか・・・」
と真剣に考えたりもした。
手元にある自分でページの端を折った自分の本とは別に
”ブルーマーカーの、何箇所も引かれたこの文庫本”が欲しかった。
誰かが「ここの文章が素敵だ」、「この表現がいいんだなぁ」、「コレコレ!」と
ブルーのマーカーを引いた『この文庫本』が欲い。
新しい本を買って、それを返すわけにはいかないだろうなぁ・・・・・
そんな事も考えたりした。
もちろん、2週間後その文庫本を私はキチンと図書館へ返した。

カナちゃんは言った。
「ページ折るんじゃなくて、マーカーで『ここっ!』って印付けといてよ」

了解。
今度からそうする。




過酷な夏だった・・・・・・・。

島で楽しすぎた分辛い・・・・。
ビリーを部屋に呼ぶ?
呼ばずに済みそう。
この残暑は充分ビリーのキャンプみたいだ。
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by mercedes88 | 2007-09-07 21:42 |