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春樹ちゃんとガエル君といい日旅立ち

本屋で春樹ちゃんの新刊を立ち読み。
「過呼吸」の文字に目が行って、追って読んでいたら胸がなんだか熱くなってきた・・・
こんな所で・・・ヤバイ。
初めて春樹ちゃんがメール返信を出した年、私は3通貰ったがはじめのメールには
告白めいた感じで過呼吸の事が書いてあった。
その時は「上手く息継ぎが出来ない」と書いてあったが
本を読むと、それはどうやら過呼吸だった、と書いてあり、何とか乗り越えたみたいだ。
時間はかかったようだけれど、春樹ちゃんなりにガンバッたのだろう。
ぎこちないながらもトライアスロンを何とか歩かずに走っている姿は
「実は僕レースで・・・」と始まるメールを読んだ私には、結構グっとくるものがあった。
もう「死ぬまで18」なんて言って笑っている年齢ではないのだけれど
気持ちだけはね、と言いたくなった。

ようやく「ブエノスアイレスの夜」をレンタルする。
鼻が気になるガエル君、本読んでもらいたくなる様な声じゃ・・・ないんだけれどねぇ。
本読んでいる姿、もしくは横顔なんか見ていたい気はするけれど。
でも、たとえば声が素敵な人だと
その声で自分の名前を呼んでもらいたい・・・なんて事は思うなぁ。
しかし、春樹ちゃんの声を初めて「夢のサーフシティ」のCD-ROMで聞いた時
『これはぁ・・・春樹ちゃんの声じゃ・・ない!』と声に出して言った私は一体何を考えていたのか。
島に居る時見たNHKで放送していた韓国ドラマの主役の人の声は良かった。
吹き替えでなくご本人の声。
放送後、続きを見たくてYou tubeで見て驚き。
「わぁ、なにぃ~この声!めちゃくちゃイイじゃないのぉ~」
ピアニストって声でした。(どんな声?ピアニストの声って!)

街をブラブラ歩いて気持ちの良い季節。
4時に人と待ち合わせ。
電車を降りてホームの窓から下の大通りを見ると歩道に凄い人垣。
『なっなにがあったのっ!』と思いながら通りへ降りてその人ごみに近づくと
警備に当っている人が道路から歩道の人達へ
「こちら側は陛下が窓から手を振って・・・」と説明があっていて
・・・あぁニュースで見た・・・と。
ナンバーが書いてある小さなステッカーがドアに貼ってあるパトカーが前を通る。
「3分前のパトカーだ」誰かが言う。・・・確かに「3」という数字のステッカーだった。
「2」が来て、「1」が来て、比較的ゆっくりだけれど、窓の開いた黒の車が通った。
私が居る側より反対側の方が人数が多かった。
「あぁ、アッチの方が良かったわねー」と言っているおばさん達もいた。
私はこれで2度、お見送りした事になる。
感激した、と言っている制服の若者がいた。
私の周りの人殆どが、携帯電話を手にしていた。
ー写メして送って話しするー3つセット。
何事もなくて幸い、お天気も良くてなお、良かった。
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by mercedes88 | 2007-10-30 22:16 | 日記

鉛筆削りから思い出した事

昨日家具屋さんをブラブラしていて鉛筆削りを購入。(家具屋さんで?)
以前ヨーロッパの美術館に同じタイプのものが売っていて
それを5,6個買って使っていたら、全部消えていた。
今回は「LYRA」のもの。

スキポール空港の搭乗ゲートで待ち時間を過ごしている時、急にはがきを書こう!と思った。
何故そう思ったか、と言うと搭乗ゲートの前に郵便局があったから。
持っていた鉛筆削りでゴリゴリ鉛筆を削り、何かを書いて切手を買いにその郵便局へ行った。
そこで随分わがままなことをした。
おつりを全部切手にしてもらった。-とんでもない日本人だーとか思われたかも。
でも窓口のおじさんは、嫌な顔せず、おつりを切手にしてくれた。
わがままだったけれど、売り上げには貢献した・・・。
窓口で思い出したけれど
イタリアで、切手購入の為郵便局の窓口で並んでる時
現地で知り合った日本人の女の子が飛んで来て
「今、切手売ってくれた窓口のお兄さんが私にウインクしたの!」
と気味悪がっていた。
私は「あら、良いじゃない!」と言ったと同時に私にはしないだろう・・・と思った。
そのお兄さんそれほど美形とは思わなかったけれど自分はイケている、と思っていたのかも。
ブリュッセルの郵便局で切手を購入した際、窓口のおじさんに
「日本人かい?」と尋ねられ「はい」と答えると
「日本のテレホン・カードはキレイだね。私コレクションしているんだ。
良かったら送ってくれない?これ私の住所。ありがとうね」
と名刺を渡された。
・・・この名刺、ばら撒いてるんだなぁ・・・・と思ったけれど、30枚ほど送ってあげた。
(私がまだ旅している間にギルバートがカードを郵送してくれたが
その際『2000円もかかった!』と会った時言われた)

ドイツの、文房具を売っているお店に入って、メモやペンをあれこれ見ているのは楽しかった。
で、今LYRAの鉛筆刷りが手元に。
鉛筆って書き心地が妙に良い。
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by mercedes88 | 2007-10-27 07:23 | 思い出

マイクがなくちゃ!

この間友達と話をしていたらクィーンの話が出た。
ちょっと前に日本に来た、と”教えてくれた”。
それで
「あぁ、その時人に言いふらしていた。『私、フレディー・マーキュリー見たから今回はパス』って」
するとその友達がなんと、「ボヘミアン・ラプソディー」をカラオケで歌うと言った。
思わず「誰も『おぉ~い、朝まで歌うつもり!』とか言わない?」と聞いてしまった。
友達は、確かに長いね、と言ってから「でも良く歌う」と言った。
-この人とはカラオケに行くのはよそうー
友達は聞いてきた。
「カラオケで何歌うの?」
私は、カラオケにあまり行かない。でも家で歌う、一人で・・・と応えた。
すると友達がさらに聞いてきた。
「1人で?」
「そう。悪い?昔はギター弾きながら歌ってたけれど今は料理しながらとか歌うし・・・」
「へぇ・・・」
「でね、好きな曲はリモコン手に歌ったりして時々遊ぶ。リモコンがマイクの代わりネ」
「はぁ?」
「イイじゃない、誰に迷惑かけているわけでもないし・・・ストレス解消法よ、一種の」
「へぇ~」
「ある映画でダイアン・レインなんかビール瓶をマイクの代わりにしていたけれど
リモコンはそれより品が良いでしょう?」
「・・・・」
「み~んなマイクって好きなのよ。知らなかった?
私時々仕事中でもボールペンをマイクに見立てて
『えぇ、この状況をあなたはどうお考えですか?』とか言って”マイク”を相手の口元に差し出すと
大体みんな決まってそのボールペンを持とうとするのよ、あれ可笑しいよ」

「アリー・マクビール」ではアリーがホームパーティーを自宅で開いた時
部屋のスタンドの傘を外して電球をマイク代わりにして3人くらいで歌っていた。
そういえば小学生の頃、同級生が西城秀樹の真似をして
マイクに見立てたホウキを足でポンと横に蹴って♪「愛するふたりぃ~は・・・」と歌ったら
隣で耳掻きをしていた弟クンの腕にその蹴ったホウキが当り
弟クンの鼓膜が敗れた事件があった。
ホウキ蹴ったりする子じゃないんだけれどなぁ・・・と当時思ったりもしたけれど
マイクの魅力には勝てなかったのかも知れない。

ちょっと前に出掛けた同僚との飲み会。もちろん2次会はカラオケ。
しらふの私に言わせると、酔っていても歌は歌えるものなのだなぁ・・・。
さらに
「あっ私の曲始まった!ねぇライムチューハイもう一杯お代わり!マイクどこ~ぉ?」
これって本当に酔っている状態なのかしらん?
そして
「メルセデスさん、この曲知ってる?」
「知りません。誰の曲ですか?」
「これねぇスロットの曲!」
スロットの曲・・・
この半年ほど、どうやら私はこの惑星とは違う惑星に行っていたみたいだ・・・・・・・。
しかし、どこの惑星でも、マイクはやっぱり人気者のようだ。
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by mercedes88 | 2007-10-26 21:17 | 音楽

iPodで音楽を聴く

友達にiPodを買ったと見せたら、さっと手に取って「どんな曲聴いてるの?」と調べ始めた。
実はBBCの番組が1コしか入っていない、と言うと「なんでぇ?音楽入れて聴かないの?」
と言われて白状することになった・・・実は、上手く使いこなせていないのよ・・・。

「ちょっとトリッキーかもね・・・」と言いながらどうするか教えてくれたけれど
その説明がまた「なんだか良く分からない・・・」
どんなものが聴きたいか、頭に浮かんだアルバムタイトル言って。入れてきてあげるから・・・
と言われて
「イヤフォンなんかで聴きたい音楽ってやっぱり
ロジャー・ウォータースの『The pros and cons of hitch hiking』とかピンクフロイドとか・・」
友達が”なんでなの?”という感じで首をかしげたので
「息する時の音や舌の動く音が聞こえて、自分がその場に居る感じが・・・」と、ここまで言って
はたしてそんな音をイヤフォンで聴いて『それが良い』と言っている感覚が
他人に理解出来るか、と急に不安になって途中で話をやめってしまった。
その後、友達の最終アドバイスは「アルバム持ってるでしょう?
じゃそれパソコンに入れてそれをiPodに入れたら?」というものになった。

その日の夜すぐにiPodに音楽を入れた。
その作業が終って友達にメールを入れる。
「今音楽iPodに入れ終わったけれど
これでもう二度とBBCの番組は聴かないだろう・・って気がしてる。
そうなるって分かっていたから今までiPodに音楽を入れていなかったのかもねぇ・・・」

翌朝、朝日が昇る時間に電車の中から眩しい陽を浴びながら
キース・ジャレットの「カントリー」を聴くのはなんだか凄い贅沢な気がした。
春樹ちゃん言う所の”小確幸”というものかな。
私には”中確幸”と言っていいかも知れない。
ドイツの映画「マーサの幸せレシピ」でマーサさんがマリオの運転する車で
朝日を浴びながら姪っ子を迎えに行くシーンでこの曲が流れたけれど
マーサさんの耳に本当にこの曲が聴こえていたら、彼女凄く感激したと思う。

気分良く電車を降りてひと気の無い大通りを歩いていて、ミーハーやっちゃおう、と思う。
iPodを手に聴きたい曲を1曲1曲選んでみた。
「カントリー」の次に聞いたのはトッド・ラングレンの「夢は果てしなく」
どうして急に思い出したのか分からないけれど
初めてアメリカに行った時にレコードを沢山買ったらお店の人が
「いっぱい買ってくれてありがとう。好きなアルバム1枚オマケしちゃうよ」
とサービスしてくれた事が突然浮かんできた。
そのお店の斜め前にあるチャイニーズ・シアターの後ろに泊まったホテルがあるのだけれど
とにかくいっぱい買ってしまったので持ちきれないから
そのお店の数軒先のお店でスーツケースを1コ買ってそれにレコードを入れて持って帰った。
その時オマケで貰ったレコードは「スティーブ・ミラー・バンド」のLPだった。
スティーブ・ミラーさんも”息をする時の音”が曲で聞ける人だった。

ロジャー・ウォータースの「The Pros and cons of the hitch hiking」を聴いていると
やっぱりワクワクドキドキしてしまう。
出来ればこの中の「シュワ シュワ ワァー」と歌っているコーラスのお姉さんの仲間に
何とか加えてもらえないだろうか・・・とか思ってしまうくらい素敵だ。
ピンク・フロイドの「time」の半ばくらいの何秒かのギターを聴くとやっぱり胸が切なくなる。
思うに私はギターの音が好きなんだ、たとえ電気が通っていても・・・。

この秋、古い音楽をiPodで聴きながら過ごすのは中々いいものだ。

追伸
鈴鹿のどら焼きが昨日夕方7時にまだあって久しぶりに食べた。この白アンが嬉しい・・・・。
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by mercedes88 | 2007-10-22 12:37 | 音楽

彼を好きな理由

数日前、本屋さんへ行ったら村上春樹の新しい本の発売日だったみたい。
その本を手にとって、ふむふむと立ち読みをしている4,5分の内にドンドン売れていく。
でも、この手の本は買っても今すぐ読まないからなぁ・・・「シドニー」がそうだったし・・・と思い
買わないまま帰宅した。
でも気になるからうちでアマゾンを覗いてみたらまだユーズドは出ていなかった(当たり前)。
そのかわり「ひとつ、村上さんでやってみるか」のユーズドが半値以下だったので購入。
ヒマな時に適当に開いて村上ワールドを楽しむには最適な類の本だ。

その「そうだ、村上さんでやってみるか」が昨日届いた。
夜パラパラとページを開いて読んでいると何となく
だから私は春樹ちゃんが好きなんだと分かった様な気がした。

私の周りには村上春樹の「ノルウェーの森」が発売されるまで
彼の事を知る人はあまりいなかった。
「好きな作家は誰?」と聞かれ、村上春樹の名前を言っても村上龍と間違われる事が多かった。
デビューからずっと読んでいる、と言うと「どうしてその人の本が好きなの?」と聞かれ
・・・多分、あるものの、こだわり方が、『あぁ、そうなのよね・・・』って感じで・・・
と言うと、大体「ふぅ~ん」という感じの相手の言葉が返ってくる。
だらかそれ以上何も言わず
・・・まぁ、別に「ふぅ~ん」でいいんだけれどねぇ・・・
と言う気持ちになって会話が終る。

パラパラと開いたページにあった言葉はたとえば「エドワード・ホッパーは好きです」や
「ロバート・B・パーカーさんの新しい本から取った言葉です」や
「『ギャツビー』を若い頃のサム・シェパードにやらせたかった」で
そう言うあたりを読んでにんまりしている自分に『きっとこれなのね・・・』と思った。

ホッパーの絵が春樹ちゃんの翻訳本の表紙に使われたのは1冊でもう有名になってからの事だ。
確かにロバート・B・パーカーの事はパーカーが「スペンサー」シリーズを書いている頃から
何処かにいろんな形で書いていたと思うけれど、私はパーカーを「初秋」から読んでいるので
パーカーを読んでいたのは春樹ちゃんの影響ではない。
(でも、もう随分前にパーカーの本を読むのは止めた。
彼の本は原語で読みやすい、と春樹ちゃんが言っているが、分かる気がする。
『そう思ったので電話をかけた。会う事にした。会って話をした。』
-ゴチャゴチャしたことは飛ばす。-パーカーの”良い所”かも知れない。昔の事だけれど)
サム・シェパードは、映画「天国の日々」で彼に惹かれたので
これも春樹ちゃんの影響ではない。
でも映画「ライトスタッフ」の公開以後、イェーガーのガムの噛み方を真似たと
春樹ちゃんが何処かで書いていたのでそれを読んで
サム・シェパードを好きな気持ちが加速したかも知れない。

随分と作風がデビュー当時からは変化しているが、とりあえずやはり好きな作家。
「内気なジョニー」だって・・・・・・ヘンな人。
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by mercedes88 | 2007-10-19 08:13 |

遅れる季節

昨日帰宅していると家の近所からキンモクセイの香りがしてきた。
朝は気がつかなかったから、日中に香り出したのだろう。
いつもの事だけれど
「あぁ、ようやくこの季節がやって来たんだ」と思った。
これで、短いが数週間は過ごしやすい日々が続く。

20年くらい前まで、キンモクセイの香りは9月の終わりのものと思っていた。
それがある年、その9月の終わりになっても何処からもその香りの便りが届かない。
10月になり、半ばを過ぎ20日ごろようやく香ってきた。
「今年は暑かったからかなぁ・・・ひと月も遅れてキンモクセイが香りだした・・・」
確かにそう思った事を今も覚えている。

それから数年の間、10月20日ごろにキンモクセイの香りが届く様になった。
ーこれがオゾン層が破壊されて云々・・・- と思っていたらある年9月の終わりの香りがした。
「あれ・・・今年は早かったなぁ」
と思っていると、2週間程度で香りのシーズンが終わり、10月の下旬に再び香り始めた。
ー季節外れの桜がどこかで咲いている、と聞くけれど
キンモクセイも、何かにちょっとからかわれて、フェイント気味だったのかな、今年は・・・-
その翌年から私の街では再び
キンモクセイは10月中旬から下旬にかけて香りが街を流れる様になった。
香りがして季節を感じる。キンモクセイは秋の香り、だろうか。

朝外に出て、スカーフ巻いてくれば良かった・・・と後悔して
両腕に刺さる真新しい冷たさを恨めしく感じ
その両腕を手でさすりながら歩く時に冬が近づいている事を感じる。
違う朝、昨日まではケンカ相手だった風が急に優しくなって体にまとい付く感覚は春。
見えないし聞こえないけれど、匂いで『もうじき雨が降る』と分かる梅雨の季節。

20年ほど前まで私にとって暑くて辛い夏はホンのひと月、梅雨が明けてお盆が終るまでだった。
エアコン嫌いで扇風機なんてとんでもない、と思っていた私にとって
辛抱するのは30日程度の事だった。
今年はその”辛抱”が2ヶ月以上続いたなんて・・・。
もちろん今はエアコン、さらにそれと相性の良い扇風機も使っているけれど。
何はともあれ
今年の秋の香りの便りはいつもよりとても嬉しい。
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by mercedes88 | 2007-10-18 21:40 | 日記

カタイ音

職場の人が「カタイ音楽が好き」と言った。
私は「カタイ音楽ってどんな音楽?」と聞いた。
その人は「クラシックが好き」と答えた。

クラシックはカタイ音楽なのか・・・
漢字だと「堅い、固い、硬い、難い」が考えられるがどれだろう・・・。
私にとってクラシックは柔らかくて優しくて、音楽会でも「あぁ、つい眠っちゃた・・・」
となってしまうものなのだけれど、人によっては表現が随分と違うものだ。
きっとその人にとってはクラシックは
「時代が変わっても変動しない素晴らしさ」と言う感じで
『堅い音楽』なのだろう・・・。

以前世界的に人気のパンク・グループのライブに出掛けたら
途中でチューニングに5分くらいかかってしまっていた。
1分程度過ぎた辺りから野次が飛び始め、その後は野次を聞きに行ったみたいな感じ。
どうにかチューニングを終えて演奏を始めたが、なんとも見ていて悲しかった。
見た目突っ張って強そうでパンクだから「攻撃的で何かに反抗している」感じが持ち味だろうが
あの時の彼らは『ちょっと待ってくれよー、なぁイイだろう」と言う余裕とかは感じられなかった。
「ヤベェ」も無かった。
私には彼らが必死だった様に見えて、そう見えて”しまった”事が悲しかった。
きっと気持ちの優しい子らなのだろう・・・なんて思ってしまった。(同じ20歳くらいなのに)

確かに音楽にジャンルはあるだろうけれど、聞いている人が持つその音楽のイメージには
意外と大きな違いが在るのかも知れない。

秋が近づくと、『電気の通ったギターの音でジャズが聴きたくなる』私・・・
電気通ってると、なんか暖かい感じがする・・・のは私だけだろう。
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by mercedes88 | 2007-10-13 07:42 | 音楽

クレイジーラブ

「かもめ食堂」を見た。

どのシーンを見ても、それはフィンランド、北欧と分かる感じ。
音楽も北欧のミュージシャン演奏と言う気がするが、どうだろう・・・。
(ジャズ好きの知人に聞いてみよう)

食べものでは日本のものが映るが、やはりそれでもこの映画が持っている
”北欧”と言う味は強い。
で、『ガッチャマン』が話題になるのは嬉しい。
以前も書いたが、『ガンダム』登場まで『ガッチャマン』と”大リーグボール”はやはり私の心を掴んでいる。

まるで
ー次の旅、”フィンランド”はいかが?-
と誘われているみたい。
スキー・ジャンプも見られないフィンランドへの旅なんて私はイヤだけれど。

で、最後に突然ニタッとしてしまった。
井上陽水の『クレイジーラブ』だ!
『ガッチャマン』で一度歌わせて、最後にもう一度・・・思わず歌ってしまった。
こういう選曲、面白い。

最後に「あぁ、言葉の意味が分かるって気持ちイイ」とか、つぶやいた。
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by mercedes88 | 2007-10-05 06:25

アーウィン・ショー

9月にウディー・アレン特集があっていたスカパーのチャンネルを契約していたが
見れずに一応予約録画だけしている。

週末にちょっとスカパーを付けてみたら丁度「セレブリティー」が放送されている時だった。
この映画、殆どストーリーを覚えていないのに、なぜか『良い映画』として
私の中にインプットされている・・・でもその理由が分からない。

テレビ画面に出たシーンは誰かのうちでのパーティーシーン。
インテリ風で品の良い中年女性とケネス・ブラナー演じる主人公が向き合って立っている。
女性の口から出た話題は作家アーウィン・ショーについてだった。

その女性がアーウィン・ショーを褒めると、ケネス・ブラナーが
ー彼は私の憧れだった。『80メートル独走』を読んで感激したーと言い
さらにー彼に憧れたから書き始めたーと言う。
女性はそれに応えてー『夏服を着た女たち』は洒落ているーと言い
ケネス・ブラナーはー素晴らしい作品ーと言う。
2人してアーウィン・ショーをベタぼめしている。

丁度このシーンが見れたお陰で、この映画が私の中で何故『良い映画』なのか良く理解できた。
私は、アーウィン・ショーが大好きだから。
ケネス・ブラナーの役はウディー・アレン自身と言われていると記憶している。
アレンが好きな私はそれでまた彼がさらに好きになったのだろう。
自伝的な”この手”の映画が多いアレンだけれど、それらをやっぱり『良い映画』と思っている。
甘いファンの典型。どんな作品でもー良い映画ーとして”ついて行きます”と言う感じ。

アーウィン・ショーは、その甘くて切なくてやるせない作風の短編がやはり魅力。
昔、深夜放送で運良く「その時ぼくらは3人だった」
(原題「Three」)を見た。-(邦題はやや不明瞭)
大好きなサム・ウォーターストンと確かシャーロット・ランプリングが出ていたと記憶している。
やるせない短編だったがその短編が
1本の映画として成り立っているのを見てとても面白く思った。
アーウィン・ショーは長編もあるが短編よりやや甘すぎる気がしていた。
同じ甘さだろうが、その甘さは短編だから良い味が出ているのだろうか・・・。

夏になると、レタスやハムを挟んだサントウィッチが食べたくなる。
理由は、アーウィン・ショーの書いた短編の1つに
10代の息子が川か湖で泳いで家に帰り、グラスに入った冷たい飲み物と
レタスやハムなどがはさんであるサンドウィッチを無造作に頬張るところが
父親の目から見たシーンとして約2ページに渡り細密画の様に書いてあるものがある。
それを読むとそのシーンがきれいに目に浮かぶ。
そして思う。
「あぁ、サンドウィッチが食べたいなぁ・・・」
しかし・・・随分昔に読んだので、どの短編のシーンなのか
この作品のタイトルを思い出せない・・・。

良い映画として覚えていても、その理由を思い出せなかったり
あるシーンをまるで映画の様に覚えているのに
その短編小説のタイトルが思い出せなかったり・・・。

あぁ・・・なんだかとても、やるせない。
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by mercedes88 | 2007-10-02 20:46 | 映画