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恋、そしてその形ともろもろのルール

 「恋って他の事をは違うのよ。プレーする事を止めるたら、それだけで負けなのよ」

「地球上には60億の人がいるんだ。この人って思える相手に出会えるなんて・・・凄いよ。
せっかくそんな相手と巡り合えたのに、想いを胸に秘めてるだけじゃ・・・・」

この2つのセリフはどちらもアメリカのドラマ「アリーmyラブ」からのもの。
どちらも第5シーズン、初めのはクレア・オトムズ、次のはジョン・ケイジのセリフ。

私が「アリー」を5年間見続けたのは、使われる音楽が好きだから。
しかし、時々、うむっ、とうならせるセリフが使われている。
音楽だけでは無かった事を、ケーブルで放送中の「アリー」を見ながら思う。

 先週、人生の事を思わず考えてしまうような事が起きた。
眠れなかった。
薄暗い部屋の白い天井を見つめていたら
25年以上も付き合いがある友人が電話をかけてきた。
彼は60代のまだバリバリの現役の仕事人。
私の話を聞いて、こんな事を言った。

「君の住む街には今話しに出た人物と君しかいないんだ」
私はもちろん反論する。-この間、こんな人とご飯をたべたよー
「じゃ3人なんだ」
反論は続く。-英会話の先生とご飯を食べたー
「えーじゃ4人か・・・」
私は真剣に反論する。ー私のやり方のどこがマズイの?良いじゃない、一方通行の想いがあってもー
「もちろん。でもね、世の中の人は皆楽しくやっているんだよ。いつも、毎日、毎晩」

英会話の先生が以前こんな事を言った。
「イルカは人間と同じ様に、セックスを繁殖以外にも、ただ楽しむ為だけにするんだ」

私には私の恋のスタイルがあって、思うに、私はそのスタイルを変えずに今日まで来たようだ。
時にスタイルを変え、違うことをやると
例の60代の友人は
「どうしてこうもややこしい事をやるんだろうね・・・・・。君の話を聞いていると
つららの下で、つららと取ろうと何度もジャンプしている君の姿が目に浮かぶよ。
幾らジャンプしても、決して届かない。つららは陽の光でどんどん短くなっていき
君はだんだん疲れてくる。それでもジャンプし続けているのが、君なんだよ!」

よかろう、つららの下、飛ぶようなで真似はもうやらない。
それでも、ゲームに参加するか、どうかは私が決める。
参加と決めたら、相手に言おう。
「地球上には60億の人がいるんだ・・・・・・」
不参加と決めたら、私はただ眺めるだけ。
それは私の基本だから。
世の中の人が楽しんでいるだろうけれど
それが私のスタイル、それが私の恋。
by mercedes88 | 2005-11-05 00:06 | 日記
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